君に届け、23巻!
あやねちゃんとケントのお話、ようやく完結です。
正直感涙です。ううう。恋愛ってこんなに人間性や人生に深く関わるんだっけか!
簡単にストーリーをネタバレすると、
あやねちゃんとケントが別れる話。
あやねちゃんは、客観的にみれば、人の気持ちがわかるし、頭の回転は早いし、優しい素敵な女の子なのですが。
器用だからか、あまり自分に自信がない子なのです。
自信がなくて、本気になれなくて、結果自分の思ったものと違って、だからまた自信がなくなるという負のループに陥っているような。
そんなあやねちゃんを何とかしたいと思って付き合ったケント。
結果は、あやねちゃんの成長と、ケントが一致しなかったのだけども。
<font color="navy">そのままのあたしを すきだと言ってくれたひと
あたしのためにかけつけて 怒って 泣いてくれる友達
あたしの可能性を信じてくれるひと
これだけのひとがいて まだ あたしはあたしを信じられないの…?</font>
というモノローグに、ぐっさりです。
自分の勇気とか自信は、周りからももたらされるのだね。
愛とか良い記憶が少しでもあれば、立ち直れるってこのことで、もし窮地にたたされても再び幸せを掴みにいけるのだろう。
一回めちゃめちゃ太ったことのある人の脂肪細胞が、その時の状態をずっと記憶してるのと同じように…!
(たぶんちがう)
よかったね、ケント!
愛って無駄にはならんのだね!連鎖だね!
自分もこんな風に生きたいものです。
そして、気になるのは、あやねちゃんとピンの動向。
もう23巻なんだけど……まだ見せ場がめちゃめちゃ残されているのでは……
楽しみに気長に待ちます、椎名先生!