町でうわさの天狗の子、感想、というかつぶやき。
何でもない日、何でもない日のみんなが大切なのは。
非日常で力を出せるのは。
日常を知っているからだと思う。
みんなを大事にしたい。
誰かを大切にしたい。
天狗の妖怪の話かと思いきや、
ただ、人の絆の物語なんだ。
モミジちゃんは誰が好きなんだって話が良く盛り上がっているけれど、
私は好きとか恋とかそういうものではなくて、
姫ちゃんと瞬ちゃんと自分の、その物語が終わってしまう、
自分の存在意義みたいな一つの流れが終わってしまう、その淋しさから来ているのではないかと思った。
二人ともが大好きで、その二人の役に立ちたいと思う自分がいて。
その役目が終わりを告げた瞬間だったのだなあ。
最終回だから、余計に読んでいる側はモミジちゃんに共感してしまうかもしれない。
と思った。