宝石の国、感想?
別に正しさにこだわる必要はなくて、正しくないことをただ自分自身が恐れているだけなのだなあ。
意外と正しさって存在しなくて、自分や相手を説得できるかどうか、なのかも。
まず、自分が納得できるものがなんなのかが出発点で問題は、どこにもないのであろう。
と、フラワーエッセンスのセラトーを考えていて、思ったのでした。
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満月に程近いです。
雲に隠れているのに、ビルの明かりよりも、大きな光を湛えているなあ。
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はじめは装丁のキラキラと、色の綺麗さに心ひかれて手に取ったのですが。
中身はややシリアス。
宝石という物質的なものから体が出来ている主人公たち。
自分達を狙う月人と、戦い続けます。
月人と闘う意味、本当の理由が、ふんわりしているままなのに、長い長いときを闘いながら過ごす少女(少年?)たちが、すごく綺麗で悲しい。
正しくなくても、本当の願いを見失わないで大事にしてほしい。
やっぱり輝くのって、そうでないと出来ないことだと思いました。
宝石だけに。
フォスフォフィライト!!