マンガとアイドルとりんご

マンガ・アイドル等のレビューブログ。

宝石の国、感想?

別に正しさにこだわる必要はなくて、正しくないことをただ自分自身が恐れているだけなのだなあ。

意外と正しさって存在しなくて、自分や相手を説得できるかどうか、なのかも。

まず、自分が納得できるものがなんなのかが出発点で問題は、どこにもないのであろう。

と、フラワーエッセンスのセラトーを考えていて、思ったのでした。

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満月に程近いです。

雲に隠れているのに、ビルの明かりよりも、大きな光を湛えているなあ。

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というわけで、市川春子さんの「宝石の国」、つぶやきです。

はじめは装丁のキラキラと、色の綺麗さに心ひかれて手に取ったのですが。

中身はややシリアス。

宝石という物質的なものから体が出来ている主人公たち。

自分達を狙う月人と、戦い続けます。

月人と闘う意味、本当の理由が、ふんわりしているままなのに、長い長いときを闘いながら過ごす少女(少年?)たちが、すごく綺麗で悲しい。

正しくなくても、本当の願いを見失わないで大事にしてほしい。

やっぱり輝くのって、そうでないと出来ないことだと思いました。

宝石だけに。

フォスフォフィライト!!