マンガとアイドルとりんご

マンガ・アイドル等のレビューブログ。

人には掃除型と料理型がある。それでも世界は美しい、感想。

現在、少年マンガのような、勇者もとい王様リヴィウスの成長譚。
少女マンガになると、戦闘を通した成長というよりも、自己啓発的な要素が入るのですね。

リヴィウスはニケの病を治すため、その能力を持つ魔女のもとに来ています。
魔女を自宅の外へ出し、城においてニケの治療を行ってもらうためには、与えられる数々の試練をクリアしなければなりません。
今、リヴィウスは魔女の部屋の掃除やハーブ入りろうそく作りをしているところ。
男だけれど、魔女修行。

ものを自分の手で作りあげるのは、結構難しいこと。
もしかすると、世界は思っているよりも、もっと楽しいものなのではないかということ。

前のクールまでは自分の中の世界と闘っていたのに、その決着をつけるやいなや、次はきちんと外の世界と関わっています。

それでも世界は美しい、というタイトルは、実はリヴィウスのためにあるのかもしれません。

世界観の綺麗さを学びたいマンガです。