オーガニックに何故惹かれるのか?
例えば化粧品を選ぶとして、何を基準として選ぶでしょう?
効果・効用、
香りやテクスチャーの心地よさ、
ブランド、
コストパフォーマンス………
人によって違うし、それぞれが複数をオリジナルなバランスで持っていると思います。
そこで、じゃあ私は?と考えたとき。
惰性で評判の良いものを何となくで使っているというセルフイメージだったのですが。
実は、
「物語」
という要素がかなりを占めているのではないか、と思い至ったのでした。
実は割と昔から、「オーガニック」に惹かれるのですが、それは効果主義によって惹かれているわけではなく。
ローズにはローズの言い伝えや伝説があること。
そういった文化や民俗という物語と共にある植物を取り入れることは、自分が世界と繋がる気がします。
自分の身体という単位の向上のみならず、自分がローズを欲し、女らしさを欲し、さらに言えばローズが自分を欲してくれたということ。
対象と自分と、そこにある現象が無限の広がりを見せます。
そのような事が、化粧品だけではなく、食べ物・服・場所など様々な物に対して、開かれていると考えると。
よく目を凝らしてみたら、世界はファンタジーだらけなのでは、と思うのでした。