植物療法として、
アロマテラピーやハーブ療法など様々な種類の物が見られるわけであるが、それは植物の生きざまを人が取り入れることに他ならない。
例えば暑く乾燥した中で生きるために、一生懸命作り上げられるマテリアル。
人はその植物にはなれないから。
人は人にしかなれないから。
暑く乾燥した中で生きるために、その植物をいただく。
その地域性に馴染むためにいただく。
植物療法とは、人がその環境に受け入れてもらうためのもののよう。
たくさんいただけば、たくさん受け入れてもらえるだろうか。
それがたち行かなくなったとき、その地域から弾かれるという結末が待っているのだろうか。