マンガとアイドルとりんご

マンガ・アイドル等のレビューブログ。

NMB48みるきーの確変ぶりが素敵というお話。


NMB48のエース、渡辺美優紀、通称みるきーの確変ぶりが最近際立ち始めております。

FLASHスペシャル グラビアBEST秋号 (FLASH増刊)

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実は昔、みるきーをブログで取り上げたことがあります。


「変にもてる人」


みるきーは、デビューして間もなく握手会で「釣り師」の異名を獲得したアイドルでございます。

ファンも釣る。
メンバーも釣る。
スタッフも釣る。

そんな不思議な心への入り込み方を行う女の子です。

しかし、それが彼女の魅力の一つであるものの、そこがアンチを産む要素でもあったのですよね。ファン、メンバー、様々なところで。

それに対して彼女は「生きるために人を釣るようになった」というような旨を伝えます。母子家庭でもあるからか、人を釣ることで自衛を働かせていたのだとおもわされます。

でも、その能力も、ファンとアンチを同時に産む諸刃の剣。いつもいつも、そしていつまでも使えるような代物ではない。

そのような危機的状況になったとき。
みるきーは、どのような進化を遂げるのか?
気になって、かれこれ2年間チェックしていたわけなのです。


そしたらば。


例の文春事件以降、みるきーは女性性のみならず、人間性を選びとり、磨き始めたように思います。

これまではいかに釣るか、可愛いと思ってもらえるか、という雰囲気が自撮りやグラビアでも現れていたように思うのですが、最近は露出をしていても美しさや気品を感じるようになりました。
(FLASHスペシャルグラビア参照!!)

媚びすぎていないのです。

完全に推測ですが、これまでは自己評価を
「主に男性からの愛でる目線」
で計っていたのを、現在は、
「自分が女性として理想と見られるような人間になろうとし、そう見られるようどれだけ実現できているか」
で計っているように思います。

両方とも外からの目線で計るということに代わりはないのに、後者の方が抜群に安定感があるのは何故でしょう。

それはきっと、「自分がどうなりたいかが分かっているかどうか」、ということ。

同じことをしていても、似ているようで似ていない。自分軸がしっかりあることで、反転してバージョンアップしているのではないでしょうか。

自分を守り、認められ、輝かせ、自分でも自分が好きになること。

そのためにみるきーは、自分にとって大事なことを見つけて、自分の武器を見つけて、それを日々行動に移して、というただシンプルなことを行っているのですよね。

下手な自己啓発本よりも、ずっと心に響く生きざまだなあと、思うのでありました。