マンガとアイドルとりんご

マンガ・アイドル等のレビューブログ。

大切な人が隣で。『青春×機関銃』10巻、感想。

よみました。


大切な人が幸せになるために、自分が隣にいない方が良いという判断をしたとき、どういう気持ちになるだろうか。

その時、初めて自分の器を知るのかもしれない。

自分がいくら好きだったって、自分の神聖さを相手に見出したって、それを扱うことのできるキャパシティーやタイミングがあったりするのだ。

好きならば、自分と、自分以外の世界と、今よりももっと遠い時間軸を見る。

そうしたら、相手に直接してあげることができなくたって、何か力になれることがあるはずだ。

世界は巡り巡って、出来ている。

だから、緑は正宗と、また通い合うことが出来たのだなあと思うのでした。