『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』、感想。
読みました。
- 作者: 永田カビ
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2016/06/30
- メディア: Kindle版
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既に「このマンガがすごい!」のサイトにも書かれていましたが、エロというよりも、可愛くポップに、精神疾患や心理学的な課題に立ち向かっていくお話です。
自分を大切にすることは大事だと言いますが、自分が自分を大切に出来ているかを自覚することはとても難しい。
お腹が空いている?
抱きしめられたい?
認められたい?
ひとつひとつ、何かに照らし合わせて。
自分を大事にできているときは内臓の力が抜ける、と思っているので個人的には身体に聞くのはオススメかもしれません。
著者が自分の課題を直接的に題材にしていることは、羽海野チカにも通じると思います。
そんなふうに、自分の課題のみを取り上げるだけではなくて、自分自身が幸せを感じることができるものとか、自分自分のためになる創作をしていただくと、素敵なのかなあと。
読んでいる私は、著者を応援する気持ちで、そう思うのであります。
自分自身の1ハウス2ハウスをふくふくにすることで、表現の5ハウスが花開くような。
逆もまた、あるかもしれないですね。