マンガとアイドルとりんご

マンガ・アイドル等のレビューブログ。

2015-01-01から1年間の記事一覧

好きなものと、そうでもないものの、数学的関係。

自分自身でも、あるものに対して、「本当に好きなのか」、「ちょっと好きなだけなのか」、分からなくなるときがある。しかし、それらを間違えてしまうと、ちょっと苦しい人生が待っているのだ。実に、似て非なるものなのである。その基準をどうにか固定化で…

何が本当で何が嘘か全く判らん!恋と嘘、3巻、感想。

1巻からテンポが全く落ちない!女の子が可愛すぎる純愛少年マンガの最新刊でございます。恋と嘘(3) (講談社コミックス)作者: ムサヲ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/11/09メディア: コミックこの商品を含むブログを見る あらすじを簡単に述べると、結婚…

ハロウィンと、肯定と、商店街。

というか、今もはやハロウィン!近くの商店街では、お菓子が子供たちへ配付されております…。仮装して歩く子供たち!それを愛で、お菓子を与える大人たち!それを暖かい目で見つめる歩行者!いやはや、世の中平和です。何より少しびっくりしたのが、個人商店…

約束って果たさないうちは夢見ていられるものね。三代目薬屋久兵衛、感想。

現在、西洋占星術でいえば、幸運の星・木星が乙女座入っているわけですが!乙女座の管轄である「薬」「ハーブ」「漢方」が、少女マンガに今来ているなぁと。まず一つは、「赤髪の白雪姫」。言わずと知れた、"薬剤師のマンガ"なのですが、連載は既に長期であ…

NMB48みるきーの確変ぶりが素敵というお話。

NMB48のエース、渡辺美優紀、通称みるきーの確変ぶりが最近際立ち始めております。FLASHスペシャル グラビアBEST秋号 (FLASH増刊)出版社/メーカー: 光文社発売日: 2015/10/23メディア: 雑誌この商品を含むブログを見る 実は昔、みるきーをブログで取り上げた…

菜の花の彼、7巻、感想。

第一部終結、7巻感想ですー。菜の花の彼─ナノカノカレ─ 7 (マーガレットコミックス)作者: 桃森ミヨシ,鉄骨サロ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/10/23メディア: コミックこの商品を含むブログを見る 元彼・鷹人のおかげで、お互い両思いであるにも関わら…

短所だって、海を越えれば長所になったり@占い。

「自由で破天荒」このような性質は、もちろん古今東西様々な占いで扱われております。東洋の占いである紫微斗数では、破軍星は破壊と革新の星。凶星であり、けんかっぱやく、どの星とも馴染まない独立独歩の星。しかしどの本でも、何故かあまり良くない意味…

葉っぱと人

植物療法として、アロマテラピーやハーブ療法など様々な種類の物が見られるわけであるが、それは植物の生きざまを人が取り入れることに他ならない。例えば暑く乾燥した中で生きるために、一生懸命作り上げられるマテリアル。人はその植物にはなれないから。…

赤髪の白雪姫、感想。

淡々とした空気感、くすっと笑ける面白さ。薬剤師としての道、王子との恋愛、自分のいきる道。アニメ化で話題の「赤髪の白雪姫」について、感想です。赤髪の白雪姫 14 (花とゆめCOMICS)作者: あきづき空太出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2015/07/03メディア…

オーガニックに何故惹かれるのか?

例えば化粧品を選ぶとして、何を基準として選ぶでしょう?効果・効用、香りやテクスチャーの心地よさ、 ブランド、コストパフォーマンス………人によって違うし、それぞれが複数をオリジナルなバランスで持っていると思います。そこで、じゃあ私は?と考えたと…

水玉ハニーボーイ3巻、感想。

私の心のオアシス、優しい世界、「水玉ハニーボーイ」の最新刊が出ました~水玉ハニーボーイ 3 (花とゆめコミックス)作者: 池ジュン子出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2015/10/12メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るいやいや、面白さ相変わらずっ…

魔法使いの嫁、4巻語録。

4巻発売しましたね!魔法使いの嫁 4 (コミックブレイド)作者: ヤマザキコレ出版社/メーカー: マッグガーデン発売日: 2015/09/10メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 今回は、エリアスとチセの信頼関係が着実に出来上がっていることを、思い知る巻…

ハイスクール・オーラバスター「白月の挽歌」若木未生、感想。

1989年から書かれている、こちらの超ロングスパンなタイトル。何年ごしかの最新刊が、9/8に発売!白月の挽歌: ハイスクール・オーラバスター・リファインド the confessor (TOKUMA NOVELS ハイスクール・オーラバスター・リファインド)作者: 若木未生出版社/…

人には掃除型と料理型がある。それでも世界は美しい、感想。

現在、少年マンガのような、勇者もとい王様リヴィウスの成長譚。少女マンガになると、戦闘を通した成長というよりも、自己啓発的な要素が入るのですね。リヴィウスはニケの病を治すため、その能力を持つ魔女のもとに来ています。魔女を自宅の外へ出し、城に…

現代における神様の居場所。

自然の万物に霊性を見いだすという感性が、現代の日本人に未だ通底しているというのであれば、その発揮先は宗教だけとは限らない。伝統文化とも限らない。現代において、恐らく大半は「芸術」へと向けられているのではないだろうか。 音楽ライブに赴いたとき…

西炯子のカツカレーの日、感想。

「娚の一生」「姉の結婚」と、様々な世代・環境に身を置くこじらせ女子を描いてきた作者が、ついに今度はアラサーの婚活へとメスをば!カツカレーの日 1 (フラワーコミックスアルファ)作者: 西炯子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2015/07/10メディア: コミ…

ネットカフェめぐり。マンガ喫茶マーくん。

最近ネットカフェめぐりにハマっているので、ちょっと紹介。マンガ喫茶マークンは、学生街・日吉にある、手作り感満載のあったか系ネットカフェです。部屋同士の仕切りが民族的デザインの布(読めないけど、たぶんアラビア文字…?笑)で、所々にカワイイランプ…

ソードアートオンラインプログレッシブ、感想。

4巻が発売しましたね!ソードアート・オンライン プログレッシブ (4) (電撃コミックスNEXT)作者: 比村奇石,川原礫,abec出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2015/08/07メディア: コミックこの商品を含むブログ (2件) を見る 小説の…

アイドルをすきになるということ。

まずは、音楽に元気付けられた。歌詞と、ダンスと、楽しそうな姿に。次に、好きなメンバーを見つけてしまった。たぶん、自分に似ているところがあるメンバー。彼女が、どんな風に頑張っているか、自分を活用しているか、どんな人と仲が良いか。そこからまた…

聖地は壊すことが出来るのか?

常々思っていることがあります。それは、聖地は壊すことが出来るのか?です。日本の場合、聖地は長時間に形作られた絶妙な自然の摂理で成り立っています。それは、簡単に壊されてきたのではないでしょうか。もちろん、神社がまるごと棄却され、そこは宅地化…

常にゼロへと帰ること。

自分が正しいと思うことをやっているのに疲れたり、ちっとも前に進んでいないように思えるときが、たまにやってくる。そんなときは、まず身体を休める。昼寝でもふて寝でも、ただ倒れてるだけでも何でもいい。 次に、自分を許す。あくまで自分が幸せになるこ…

丘と低地の関係性

中沢新一さんのアースダイバーなどでも語られるように、「高いところ/低いところ」の仕組みが町にはある。高いところには、大名屋敷などと身分の高い空間。低いところには、下町的空間。現代でもその仕組みは区画割など様々な所に残っているが、実はその方程…

装丁から入る。

素敵な装丁だなーと思っていたら、川名潤さんという装丁家さんだそうで。繊細さと躍動感。中身、きっとさぞかし美しいんだろう…!と思わせてくれます。かなり色々と作っている方なのだけれど、どれも繊細さとリズム感があるような。(こういうのは、龍高星と…

前のめりと、2588日と、SKE48松井玲奈。

言わずと知れた松井玲奈の卒業と、その卒業ソングともされる「前のめり」という楽曲。走り続けることへの執念。これまでぶれずに熱く活動してきた彼女を表す楽曲でもあり、彼女が卒業しても現役メンバーが歌いつぐ「うた」でもあり。そういった意味で、この…

乃木坂46、羽根の記憶、つぶやき。

これまで、進化の果てに捨象してきたもの。これから、進化によって手に入れるもの。人の、記憶と可能性。その時その時で思うことや願うことは違うけれども。自由は、そんな今の思いや、過去も未来も全部包み込んで信じてお腹に据えて、未来に向かって突き抜…

水城せとなさんの、脳内ポイズンベリー、感想。

自分が幸せになるにはどうすればいいか。日々、どんな瞬間だって選択に迫られてしまう。けれども、実は自分のなかにも諸説あって。何を選べば正しいかだなんて、自分の数だけ無限にある。必要なのは詰まるところ、幸せを求め続けるその本能、「脳内会議」を…

君の神話、ってこういうことか。

神話ももちろん、フィクションの一つだろう。日本書紀・古事記などもきっと、アニメ・マンガ・小説などと同じように、本当と虚構が入り交じる。大切なのは、聞き手がすとんと腹に落ちるかどうかなのであって。本当か嘘かは大して意味をなさない。人たちそれ…

馬瀬あずささんの、青春ラバーズフェスティバル、感想。

文化祭とは学生にとって、いや、祭りとは人間にとって、生きていると実感するものなのだと思う。周りと繋がっていること、大いなる何かと繋がっていること、それを嬉しく思える自分自身。その一瞬があるからこそ、世界を信じて生きていける。祭りとは、大き…

俺物語のアニメの広告が綺麗すぎて。

濃厚で鮮やかな桜色。普通だったらお似合いの、お姫様と王子様の二人の、隙間に入る、俺。存在感なら負けてない。頬の桜色感なら負けてない。恋とか友情とか、自分にとって本当に大事なものを大事にして生きる。それが、王道をぶち壊しつつ、王道たるゆえん…

ふじたさんの、ヲタクに恋は難しい、一巻感想。

自分が自分にとって最善の選択をしたときの、自分の感触を知っている。そっと心にしまう、腹に据える感覚。それは人に話す必要はないもの。誰かに馬鹿にされても、言い返す必要もないもの。そう自分が自然となってしまうもの。****さて、感想!しばらく気に…