センスのためだ。木星が乙女座にあるということ。
何かを極めることは、何かに時間をかけること。
たくさんのことを知っているからこそ、
何が良くて、何が悪くて、何が中庸かが、
わかる。
そうして生まれた、良いラインを「センス」と呼ぶそうなのです。
- 作者: 水野学
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2014/04/18
- メディア: 単行本
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センスを磨くとは、カンタンに出来るわけじゃない。
きっと、地道でスポ根。
センスといえば、天秤座。
あと半年で、幸福の星・木星が天秤座に入ります。
だからこそ、乙女座木星の時期(今!)に、地道に知識を蓄えて、分類や批評をしておく必要があるのですね。
金星が、水星から産まれる瞬間。
イライラにどう対処したらよいか。火星と金星の関係性。
寝不足の上、それでもまだ頑張らなくてはならないなど…。
もー!もー!こんにゃろう!!
と、イライラしてしまうときって、あると思います。
そんなとき、原因を取り去ったり、栄養バランスを整えたりなど出来ればよいのですが、もしすぐにはできない時。
何をどう、心にとめればよいのでしょうか?
占星術から考えてみたいと思います。
***
火星と金星
まず、イライラといえば、火星。
鉄火なイメージで、攻撃性を表します。
そしてその対となる天体は、金星。
陰陽の関係性のように、この2つはどちらかが高まれば、どちらかが鎮まる関係性です。
じゃあ、イライラ火星を鎮めるには、金星を使えばいいんだ!ということですね。
金星といえば、“のんびり”。
のんびりすれば、イライラは収まります。
けれども、イライラしているときに、のんびりできたら、それはもうやってますよね。そこでのんびりできるなら、イライラしとりません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
***
もう一つの金星、“優雅さ”の出番。
金星は、牡牛座の守護星ゆえ、のんびりマイペースな雰囲気をもちます。
しかし、金星にはもう一つ、天秤座の守護星という側面もあるのでした。
そう、天秤座が示すのは、“優雅さ”!
麗しく動く、常に笑みをこぼす、人を避ける時もひらりと避ける。笑
スマートなのです。
忙しくて人にあたりそうなとき、“優雅さ”を意識して、他人から格好良く・美しく、惚れられんばかりのムードを捻出してみるのはいかがでしょうか。
のんびり!!!
と思うよりも、
美しくて麗しいでしょ!惚れろ!
と思いながらイライラを収めたほうが、なにやら収めやすい気がします。
仕事をしているときなど、心がけてみると、ゲームのようで面白いかもしれません。笑
土地と人間。結局は日本人は土地に縛られていたとしても。
最近は、進学や転勤などの関係上、出生地や育ちの土地から離れて暮らす人が多いと思います。
昔に比べ、人は土地から自由な存在となり、好きな場所へ、どこへでも、どこまでも、行けると。
未来は無限にひらけてる。
そんな生き方もとても素敵。
けれども、そんな根無し草のような、ふわふわした人生にアンカーがほしいと思う人もいるのではないでしょうか。
住んでいる土地というアイデンティティ
今の世の中、意思を持たずともほぼ流れに身を任せて暮らしているだけで、住む場所というアイデンティティの一つが、どんどんハイブリッドになってゆくような、そんな不思議な感覚を覚えるわけです。
たとえば、母親の故郷である熊本県で生まれ、父親の職場のある東京で育ち、進学で大阪へ行き、転勤で京都へ行ってその土地で家を買って家族で暮らす…というような人生も少なくありません。
土地と人とを繋ぐ、ふたつの手がかり。
そんなとき、家を買うと、一つのアンカー的役割を果たしてくれます。
たとえ転勤があったとしても、ひとまずは単身赴任を考えるだろうし、
子供が生まれて保育園に入れると、共働きの場合は数年は動けないと思います。
特に人口密度が高い地域の場合、一度保育園を離れると、入れ直すのが難しかったりするからです。
そして、もう一つのアンカーが、祖父母・父母の土地、ひいてはお墓です。
なお、これは時限爆弾的な、隠れたアンカーです。
普段は可視化されていませんが、祖父母から父母へ、父母から自分へと、確実に受け継がれていきます。
直接的な相続人でなくとも、完全な他人事にはならず、管理を手伝ったりする可能性が高いでしょう。
これらはちょっと重たい話に見えますが、逆に言えば自分がどんなに破天荒に生きたとしても、絶対に裏切らない絆とも言えるのではないでしょうか。
(占星術で言えば、4ハウスですね!)
どうせなら土地をアイデンティティの一つとして考えてみればよい。
ということであれば、住み始めたり通ったりすることで取り込むことが可能です。
しかし、「自分のルーツ」。
これは、後天的に獲得できない土地との関係性です。
否応なくその血は流れ、用事はでき、知識はあり、愛着に近いものが芽生えます。
そして、よりオリジナリティが表現できる領域なのです。
西荻窪とは違い、後付けで狙って出来るような街とは縁が出来ないのです。
大抵、なぜそこなのか!というような、あまり知られない町だったりもするでしょう。
つまりはニッチ産業ということですよね。
ぜひ、自分の価値創出に役立ててみてはどうかと、最近は思います。
総てはひとつになる。に決まってる。統合とホロスコープ。
自分の中にバラバラのパーツがいくらあったって。
それらがどんなに葛藤を生んでいたって。
それを生んだ私は一つ。身体も一つ。太陽も一つ。
自分の中に沢山の自分があると心理学では言うけれど、私達人間は“一人”という単位を持って生まれてくることに、きっと意義があるのだ。
だから、沢山の自分を“一人”と見なしなおすことだって、自然なはず。
集中して、集中して。
私のいちばん大事なもの。
階層を泳いだら、絶対に絶対に、見つかる。
唯一無二の在処。
ボイドタイムの、ただの詩的考察。
月は2日半で次の星座に移る速さなので、ボイドタイムは定期的にやってきます。
この時間は魔の時間と呼ばれ、この時に決めたことは無効になったりするといわれるのですが。
きっとたまには、空だって独りになりたい。
ぼーっとしたい。
空想にひたりたい。
きっちり仕事なんてしたくない。
そんな風に思えば。
月のために、われわれもたまには言うこと聞いてやろうぜ。
月と私達は繋がってる。
インフルエンザと心持ち。海王星でも土星でもなく。
暴飲暴食をしたら、胃腸炎になるだろう。
働き過ぎて疲れたら、風邪もひくだろう。
じゃあ、ウイルスは?
たまたまそこにウイルスがあって、たまたまそれを、吸ってしまう。
それは災害や事故に近いんじゃないか?
因果関係なんてあるのか?
どういうときに、ウイルスに出会って取り入れてしまうのか?
それを地味に考えあぐねていた訳ですが。
きっと、カギは“アグレッション”なのだと思いました。
自分も人も不幸せにするような、攻撃性、許せなさ、復讐心…
どちらかというと、火星・冥王星のダーク部分でしょうか。
これらを燃やしに燃やし尽くすと、呼び寄せてしまうように思います。
インフルエンザ特有の、喉の焼き付く痛みのように。
きっと、インフルエンザは、それらの感情の浄化のためにやってくるのかな、と思ったり。
のんびりのんびりしている人がインフルエンザになんてかかりそうもないですもの。
年度末などで忙しくとも、のんびり!
ゆっくりゆっくり。
蠍座と赤。怒りの感情を慈しむなら。
火星は赤。
冥王星はえんじ。
などと言うでしょうか。
これらのイメージは何かと考えたとき。
まずさきに思いつくのは、“血”です。
蠍座は、何かのために胆力をこめてしまう。
ただの力ではない。
腹の底から、エネルギー全てを使うやり方。
たとえば、鼻づまりにいらいらしたとする。
頑張って鼻水をかもうとする。
かんでかんでかんで。
…鼻血が出る。
意志の力が、肉体を凌駕する瞬間。
血は、その“証”なのだ。
つまり、赤は、全てを凌駕して突き抜けていく色、エネルギー。
けれども人は、血を無節操には流せません。
血はたくさん造れるけれど、少しずつ出すのではないと、死んでしまいます。
どうか、その秘密兵器は、大切に。
怒りやイライラですらも、限りあるもの。
大切に。