マンガとアイドルとりんご

マンガ・アイドル等のレビューブログ。

お稽古事。

お稽古ってなんだろうなあと、小さい頃から思っていた。

歌なら、人を感動させたいとか、人に出会いたいとか、ストレス発散とか、動機は何となくわかるなあと思っていたのだけれど。

茶道とか、形が残らないのに、どういう動機で人はやるのかなあと。

そして、最近気付いたのは、お稽古事は、お稽古事だということ。

つまり、基盤。

茶道なら、そこで培われた所作が、現実世界で活きる。

華道なら、そこで培われたバランス感覚や対象を読む力が、現実世界で活きる。

それぞれのお稽古事を、目的としても良いし、しなくても良い。

だから、デザイナーや美容師が華道を習ったりするのだな。

精進のその中身。

日々の中での、自分のチューニング。

実はセラピーに近い。

肩肘張らずに、ありのままの自分と向き合う場所として、一度向かい合ってみたい。